時代に流されない、本物のGクラスを。
今回リーカスインターナショナルに入庫したのは、2009年式メルセデス・ベンツ G500ロング。

ただのG500ではありません。
往年のゲレンデヴァーゲンを彷彿とさせるクラシックなスタイルにカスタマイズされた、非常に雰囲気のある一台です。
近年のGクラスといえば、AMG G63を中心としたラグジュアリーSUVとしての人気が非常に高く、迫力あるエアロパーツや大径ホイールを装着したカスタムも数多く見かけます。
しかし、今回ご紹介するG500は、その流れとは少し違います。
華やかさよりも無骨さ。新しさよりも伝統。
Gクラスが本来持っている機能美や道具としての魅力を大切にした、クラシックスタイルの一台です。
Gクラスの原点、ゲレンデヴァーゲンとは?
メルセデス・ベンツ Gクラスの歴史は1979年にまで遡ります。
もともとは過酷な環境でも使用できる本格的な四輪駆動車として開発され、その堅牢な構造と高い悪路走破性によって世界中で評価されてきました。
初期のGクラス、いわゆるW460型は、現在のGクラスとは大きく異なる印象を持っています。
シンプルなフロントグリル、直線的なバンパー、実用性を重視したエクステリア。
豪華さを追求するのではなく、必要な機能を形にしたデザインこそが、初期型ゲレンデヴァーゲンの魅力でした。
その後、1990年に登場したW463型では、快適性や高級感が大きく向上。
Gクラスは本格クロスカントリー4WDとしての性能を維持しながら、高級SUVとしての地位を確立していきます。
今回の2009年式G500ロングは、そんなW463型の一台。
初期型の雰囲気を再現するクラシックカスタムと、W463ならではの快適性を組み合わせた仕様となっています。
W460タイプのクラシックカスタムが生み出す独特の存在感
今回のG500で最も注目していただきたいのが、エクステリアです。
フロントにはクラシックグリルを採用し、W460タイプの前後バンパーを装着。


ヘッドライトカバー、オーバーフェンダーもW460仕様に。
それに合わせてフェンダーも加工済みの1台となります。


フロントフェイスの印象は大きく変わっています。
近年のGクラスに多いメッキパーツや大型バンパーとは対照的に、ブラックを基調としたシンプルな構成。
ホワイトのボディとのコントラストが非常に美しく、無骨でありながら洗練された雰囲気を感じさせます。
丸型ヘッドライトとスクエアなボディ。
この組み合わせこそ、長年愛され続けてきたゲレンデヴァーゲンの象徴ではないでしょうか。
それに合わせた専用のドアミラー。

リアのスペアタイヤカバーもファブリックのクラシックタイプに変更済み。

流行に左右されることなく、10年後、20年後も魅力を感じられるデザイン。
今回のG500には、そんな普遍的な格好良さがあります。
プロフェッショナルラック&ラダーが演出する本格オフロードスタイル
ルーフには存在感抜群のプロフェッショナルラックを装着。


さらにリアにはラダーも備わっています。


この組み合わせによって、クラシックなGクラスの雰囲気が一段と強調されています。
Gクラスの魅力は、単に高級SUVであることだけではありません。
そのルーツには、過酷な環境で使われる本格的なオフロード車としての歴史があります。
ルーフラックやラダーは、そんなGクラス本来のキャラクターを視覚的にも表現してくれる装備です。
キャンプやアウトドアシーンはもちろん、街中に駐車しているだけでも独特の存在感を放ちます。
また、ルーフラックは積載方法や許容荷重などを確認したうえで使用すれば、アウトドア用品の運搬にも活用できます。
見た目の格好良さだけでなく、実用性も意識したカスタム。
こうした仕様が好きな方には、非常に魅力的な一台ではないでしょうか。
あえて純正ホイールを選ぶセンス
今回のG500でもう一つ注目していただきたいのが、足元の仕上がりです。
装着されているのは、ニューペイントされた純正ホイール。

そこにオールテレーンタイヤを組み合わせています。

近年のGクラスでは、大径ホイールを装着するカスタムが人気ですが、今回の車両はあえてクラシックな純正デザインを活かしています。
この選択が、車両全体の雰囲気と非常によく合っています。
オールテレーンタイヤの力強いトレッドパターンと、シンプルな純正ホイール。
派手なカスタムパーツに頼るのではなく、全体のバランスを大切にした仕上がりです。
個人的には、この足元の雰囲気が今回のG500の魅力を大きく引き立てていると感じます。

5.0L V8自然吸気エンジンという魅力
2009年式G500ロングに搭載されるのは、5.0L V型8気筒自然吸気エンジン。

M113型と呼ばれるこのエンジンは、メルセデス・ベンツのさまざまなモデルに採用されてきたV8ユニットです。
最高出力は約296PS、最大トルクは約456Nm。
近年のターボエンジンのような圧倒的な数値を誇るわけではありませんが、大排気量自然吸気エンジンならではの滑らかなフィーリングが魅力です。
アクセルを踏み込むと、5.0Lという排気量にふさわしい力強さを感じさせてくれます。
Gクラスの重厚なボディをゆったりと走らせる。
そんな余裕のあるドライビングこそ、G500らしい楽しみ方ではないでしょうか。
また、自然吸気V8エンジン特有のサウンドも魅力の一つ。
現代のダウンサイジングターボエンジンとは異なる、自然で厚みのあるエンジンフィールを楽しめます。
速さを追求するのではなく、エンジンそのものの味わいを楽しむ。
そんな大人のカーライフに似合う一台です。
クラシックなインテリアと快適装備の両立
エクステリアはクラシックスタイルに仕上げられていますが、室内にはW463型Gクラスならではの快適性が備わっています。

ブラックレザーシートを中心とした落ち着いたインテリア。

ウッドとレザーを組み合わせたステアリングや、直線的なダッシュボードデザインも、この年代ならではの魅力です。


現行Gクラスの大型ディスプレイやデジタルメーターとは違い、アナログメーターや物理スイッチを中心とした操作系が特徴的。

どこか懐かしさを感じさせながらも、メルセデス・ベンツらしい上質さが漂っています。
また、サンルーフやレザーシート、シートヒーターなどの快適装備も備わっています。

本格的なオフロード車としてのスタイルを楽しみながら、普段使いにも対応できる。
これもG500ロングならではの魅力です。
今、あえて旧型Gクラスを選ぶ理由
2018年に大幅なモデルチェンジを受けたGクラス。
現行型では走行性能や快適性、安全装備などが大きく進化しています。
もちろん、現行Gクラスには現行型ならではの素晴らしさがあります。
しかし、旧型W463には、それとは異なる魅力が存在します。
まず、ボディサイズ。

旧型Gクラスは現行型と比較すると全幅がコンパクトで、昔ながらのクロスカントリー4WDらしいプロポーションを維持しています。
そして、直線を基調とした無骨なデザイン。
さらに、独特のドアの開閉音や重厚な乗り味など、旧型だからこそ感じられる特徴があります。
最新の装備や快適性だけでは語れない、機械としての存在感。
今回のG500は、そんな旧型Gクラスの魅力を楽しみたい方におすすめしたい一台です。
中古のG500を購入する際に知っておきたいこと
2009年式ということもあり、購入にあたっては車両状態や整備履歴の確認が大切です。
特にGクラスでは、エンジンやトランスミッションだけでなく、足回り、プロペラシャフト、デフロック機構、エアコン、パワーウインドウなども確認しておきたいポイントです。


また、年式が経過した車両では、下回りやドア周辺などの腐食にも注意が必要です。
今回のようなカスタム車両の場合は、各パーツの取り付け状態や機能面についても確認することが重要になります。
Gクラスは長く付き合うことのできる魅力的な車ですが、適切なメンテナンスが欠かせません。
購入時の価格だけでなく、購入後の維持管理まで含めて検討していただきたいモデルです。
こちらの車両は入庫時に下回りも点検済み。
下回り画像も公開しております。
こんな方におすすめしたいG500ロング
今回の車両は、特に次のような方におすすめです。
- 現行Gクラスよりもクラシックなゲレンデが好きな方
- W460のような無骨なスタイルに魅力を感じる方
- ランドローバー ディフェンダーやランドクルーザー70など、本格オフロード車が好きな方
- 大排気量V8自然吸気エンジンを楽しみたい方
- 人とは違う個性的な輸入SUVを探している方
- アウトドアにも似合う趣味性の高い一台を求めている方
特に、Gクラスの歴史やデザインに魅力を感じている方には、ぜひ実車をご覧いただきたいと思います。
車両情報
メルセデス・ベンツ G500ロング

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年式 | 2009年(平成21年) |
| エンジン | 5.0L V8自然吸気 |
| 走行距離 | 8.6万km |
| ボディカラー | ホワイト |
| 修復歴 | なし |
| 車検 | 車検整備付 |
| 車両本体価格 | 573.8万円(税込) |
| 支払総額 | 598.8万円(税込) |
主な装備・カスタム
- 460タイプ前後バンパー
- クラシックグリル
- プロフェッショナルラック
- リアラダー
- クラシックスタイルミラー
- ヘッドライトトリム
- フェンダーカスタム
- ニューペイント純正ホイール
- オールテレーンタイヤ
- サンルーフ
- レザーシート
- シートヒーター
※掲載時点の情報です。仕様・装備の詳細は現車にてご確認ください。
まとめ|クラシックGクラスという贅沢な選択
今回ご紹介した2009年式G500ロング。

決して新しい車ではありません。
しかし、Gクラスという車は、新しさだけで価値を判断できるモデルではないと思います。
1979年の誕生以来、長年受け継がれてきたデザインと本格四輪駆動車としての思想。
そして、時代が変わっても色褪せない存在感。
今回の車両は、そんなGクラスの魅力をクラシックカスタムによって表現した一台です。
最新のGクラスを選ぶのも素晴らしい選択。
しかし、あえて旧型G500を選び、その独特の世界観を楽しむ。
それもまた、クルマを知る大人ならではの贅沢な選択ではないでしょうか。
この独特のスタイルが気になった方は、ぜひリーカスインターナショナルまでお問い合わせください。
写真では伝わりきらない、クラシックゲレンデならではの存在感を実車で感じていただければと思います。
リーカスインターナショナル
皆様からのお問い合わせ、ご来店を心よりお待ちしております。

