リーカス店長のつぶやきBLOG


トライアンフというクルマ
トライアンフって聞くと、バイクのイメージがありますよね
現行モデルでも輸入バイクの中では人気があり、最近友人もスピードトリプルという              トライアンフを所有したと聞きました。
しかし今回は題名にもあるように、バイクではないトライアンフがテーマです!!
事の発端は、弊社の社長から『トライアンフというクルマ』知ってる?って聞かれ写真を           見せてもらった事です。
それはなんと・・・
1974 トライアンフTR6
なんとも!!カッコいいキラキラ
どうもお客様からの注文で仕入れたそうです。
マニアックなお客様、、、
実はトライアンフはバイクだけでなく自動車も製造販売していました。
特にTRシリーズは50年代のプロトタイプのTR1からTR8までシリーズ化されました。
さらっとトライアンフTRシリーズを説明します。
ちなみにTR1はプロトタイプの為市販化されていません。
1953-55 TR2
1956-58 TR3 1958-62 TR3-A 1962 TR3-B
これは学生時代にプラモデル作りました(笑)
1961-65 TR4  1965-67 TR4-A
1967-69 TR5 TR250
TR5はTR250と表記されることが多いです、理由はTR5のフューエルインジェクションの対し        TR250はキャブレターモデルでデチューンされた廉価版ですが、
販売されたのは7割以上TR250で、市場に出回るのもほほTR250の為です。
主に北米市場へ輸出されました。
1969-76 TR6
TR6は、91,850台が生産され、そのうち83,480台が輸出され、そのほとんどが               アメリカ合衆国で販売された、イギリス国内で販売されたのは8,370台だけである。
TR6以前のモデルや他のトライアンフの自動車は、ジョヴァンニ・ミケロッティが               デザインしていたが、TR6はカルマン社がデザインしました。
しかしシャシーやエンジン・ドアパネルなどかなりの部品をTR5より流用されたようです。
見せてもらった写真のように、オプションで着脱式のハードトップもありました。
このモデルも、フューエルインジェクションモデルとキャブレターモデルがあり、               現代の自動車いうところのVIN番号であるコミッションナンバーの頭に、                   フューエルインジェクションはCP(前期)CR(後期)とキャブレターエンジンの               CC(前期)CF(後期)で判別できる。
前期フューエルインジェクションモデルが150bhp 後期が125bphとパワーダウンしています、           キャブレターモデルは前期104bph 後期が106bphである。
1975-81 TR7
1978-81 TR8
なんとも息が長いモデルですねキラキラ
50年代ライバルはこの辺でしょうか?
オースチンヒーレースプライトMK1(フロッグアイ)
60年代はこの辺
MGミジェットMK1
サンビーム
どのクルマもいかにもイギリスのライトウェイトスポーツのこだわりが見えますね!
個人的には、トライアンフTR4MGミジェットMK1が好みかも、、

同じトライアンフでスピットファイアてのもありました。そしてトライアンフ最後の自動車がこちら
1981-84 アクレイム
なんか見たことあるような、、
皆さんご存じ、ホンダバラードです(笑)
ホンダからOEMで欧州でライセンス生産された初の日本車です。
なんと13万台以上生産され有終の美?をかざりました。
バイク部門のとどめを刺されたメーカーからOEMを受けるとはチーン
余談ですが、私にとってのトライアンフTR6とはコレ
トライアンフTR6トロフィー
やはりバイクです。
バイクのTR6は、有名な話ですがスチーブマックイーンの映画『大脱走』で                   ジャンプしたバイクです。
あれ?ドイツ軍の捕虜収容所から脱走に使われたバイクが英車のトライアンフ?                しかも50年代のバイク?とギモンに思うでしょうが
撮影にあたって40年代のドイツ車だとジャンプの着地に耐えれないという見解になり、             大のトライアンフフリークであるマックイーンがトライアンフを推したとか推さんとか?             そしてドイツ車っぽく改造を施す!
うん!ドイツ車に見え、、? 見えないこともない!キョロキョロ
そしてジャンプスタントしたのが、マックイーンの盟友の『バド・イーキンス』                   レーサーで伝説のバイクスタントマンでもありながら、                           当時トライアンフディーラーも経営していました。
そうです、現行モデルの特別使用車でバドイーキンスモデルが以前販売されてました、                 それほど有名人です。
お時間ある人は『大脱走』少し違う目線で観てみてください、いろんな発見あるかも、、
今のところ、英車の旧車ライトウエイトスポーツはストックしていませんが、                    いつか取り扱ってみたいなと思います。
学生の頃、いろんな雑誌や車屋さんで観たり聞いたりして、                          いつか乗りたいなとワクワクした気持ちがよみがえりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です