Gクラスの歴史について、解説していきます。40年の歴史を誇るメルセデスベンツ Gクラス。


素人ながら、今までGクラスは車好きにとっては、あこがれるモデル、そして武骨でかっこいい車の代表格のイメージでした。

今までも何台か取り扱いはありましたが、実際に触れてみたりする機会も多くなり、その魅力を感じることも多く、いろいろ調べていくうちに、こんなに歴史あるモデルであったことに驚愕してしまいました。

歴史は何と40年!!ここまで長く愛され、その姿をほとんど変えないまま現在にも継承されているモデル。

その魅力を当社の目線でお伝えしていきます。今回は、2018年モデルより新型モデルが発売開始されましたが、それまでのモデルについて解説していきたいと思います。

 

 Gクラスの歴史

よく、Gクラスは元々軍用車だよね?とかよく耳にしますが、実は違います。4輪駆動乗用車として生産が開始され、その中で、

軍事関係者が興味を示し、各国がGクラスを発注した経緯からこのような由来となったようです。

日本では「ゲレンデ」「ゲレンデヴァ―ゲン」と呼ばれることも多いですが、これは、軍用車としてNATOが正式採用する際に与えた名称が「ゲレンデヴァ―ゲン」でした。その由来からゲレンデ、ゲレンデヴァ―ゲンと呼ばれることが多くなり、現在に至ります。「ゲレンデヴァ―ゲン」は、ドイツ語で「オフローダー」まさにピッタリなネーミングです。

1979年にW460と呼ばれるモデルが発売開始されました。日本に正規輸入されたのは1982年、300GDからの発売開始となります。

W461とW462は軍用車であったため、乗用車としては1990年より「W463」が発売開始。このモデルはまさに1990年から2018年の約40年近いロングランモデルとなり、現代のGクラスにも引き継がれます。

W463の型式は2018年以降のモデル新車Gクラスにもこの型式が受け継がれ、まさに伝統的なモデルとなっております。

 

W463モデルの歴史について解説します。

1990年から2018年までの実に28年間のロングランを続けたモデル「W463」。

このW463が皆さんがいう「ゲレンデ」「Gクラス」の代表格ではないでしょうか。

1990年の発売以来、V6モデルしかなかったW463モデルですが、1992年のマイナーチェンジとともに、V8モデル「500GE」が限定発売。これにより、爆発的ヒットの要因となります。この巨体をつかさどるエンジンはSクラスと同等の5.0リッターV8エンジンを搭載し、迫力のエンジンサウンドやトルク感を味わえるモデルに成長いたしました。

この時点では、ショート、ロングの2ラインナップで構成されております。

それ以降もV6モデルのみの販売となりましたが、1995年に3.2Lに変更されG320に名称が変更されました。

その後、1998年より正式にV8モデルのG500が発売開始。同時に現在価格高騰中のカブリオレもデビュー。

2006年にはG320が消滅し、G500ロングのみとなります。

その後マイナーチェンジなど細かい部分は改良されていきますがそのデザインは全く崩れず、2013年に名称がG550に変更。

そして2014年モデルからはディーゼルモデルのG350 bluetecが発売開始され、さらに人気に拍車がかかります。

そして名称をG350dに変え、2018年にフルモデルチェンジが行われるというわけです。

W463に限定車、特別仕様車をご紹介していきます。

長い歴史のW463モデルですがその中でもいくつかの限定車を発売しております。やはり限定車、特別仕様車は皆様もとても興味があるのではないでしょうか?

細かい部分はまた改めてご紹介するとして、各限定車、特別仕様車についてご紹介していきます。

 

メルセデスベンツ 500GE

1993年に世界限定500台で、V8モデルを発売。日本には50台程度が販売された。

 

G550ロングエディションセレクト

2011年8月発売、エクステリアには「G55 AMG」と同じオーバーフェンダー、エグゾーストシステムを装備。専用のブラックペイント18インチ5スポークアルミホイールとクロームアンダーガードのほか、シルバーのフロントグリルも与えられる。

 

G550 Night Edition(ナイトエディション

2013年4月発売「G550ナイトエディション」はボディーカラー「オブシディアンブラック」の「G550」をベースに、AMGオーバーフェンダーや専用デザインのチタニウムグレーペイント18インチアルミホイールを装備し、外観をスポーティーに演出している。限定100台。
インテリアでは、シートやドアパネルに「ポーセレン(白磁色)」「クラシックレッド」の2色から選べるdesignoレザーを採用。レザーダッシュボードやdesignoピアノラッカーウッドインテリアトリム、ブラックのアルカンターラルーフライナー、専用のdesignoフロアマットを装備する。

 

G 350 BlueTECブ ル ー テ ッ ク35th Anniversary Edition

2014年9月、G350ブルーテック 35th Anniversary Editionは、ディーゼル車の「G350ブルーテック」がベース。通常は設定のない「AMGオーバーフェンダー」と「専用チタニウムグレーペイント18インチアルミホイール」を採用し、スポーティーなイメージを強めたという。
ボディーカラーは、「マグネタイトブラック」(メタリックペイント)と「ポーラーホワイト」(ソリッドペイント)の2色を用意。インテリアは、チェストナットブラウンの本革シート仕様(前席・後席シートヒーター付き)となっている。

限定200台。

 

G 350  G 350 BlueTEC Edition ZEBRA

2015年9月発売。エクステリアは、designoミスティックホワイトIIの外装色に、オブシディアンブラックのペイントを施したAMGオーバーフェンダー、フロント/リアバンパー、ルーフなどに加え、本特別仕様車専用のブラックペイント18インチ5ツインスポークアルミホイールを採用し、ブラック&ホワイトのコントラストを際立たせました。インテリアには、ポーセレン(白磁色)&ブラックのツートンまたはブラックの2色から選べるエクスクルーシブなdesignoレザーを採用し、快適性を向上させるシートベンチレーター
なども装備しています。さらに、本特別仕様車専用のAMGパフォーマンスステアリングや、
艶やかなdesignoピアノラッカーウッドインテリアトリムを特別装備しています。

限定120台。

 

メルセデス・ベンツ G 350 d designo manufaktur Edition

2017年11月、G 350 dをベースに、外装色に特別色「マグマレッド」と「designoミスティックホワイトⅡ」に加え、人気のオブシディアンブラックの3色をご用意しました。それぞれ随所にブラックのアクセントを入れています。インテリアには、シートやステアリング、シートベルト等にレッドアクセントを取り入れ、ドライバーのドライビングプレジャーを高めます。また、センターコンソールには「designo manufaktur Edition」のロゴ入りトリムを採用しています。

限定200台。

 

G 350 d Heritage Edition

 

「G 350 d Heritage Edition」は、G 350 dをベースに、Gクラス39年のヘリテージをモチーフとした日本限定の特別仕様車です。長い歴史の中で特に人気が高かったボディカラーを特別に採用しており、プロフェッショナルブルー(原名:チャイナブルー)やライトアイボリーなどの5色を設定しています。さらに、ブラックペイント18インチ5ツインスポークアルミホイールと随所にオブシディアンブラックのアクセントを加える「ナイトパッケージ」も特別装備しています。Gクラスの特徴的なスクエアなフォルムにマッチした、クラシカルで最高級クロスカントリービークルに相応しいエクスクルーシブなエクステリアに仕上げています。

 

G 550 designo Magno Edition

エクステリアは、ボディカラーにdesignoマグノプラチナムマットを採用するとともに、フロントグリルルーバー、リアホイールカバーリングにマットブラックを設定しています。また、インテリアにはdesignoブラックレザーシートやdesignoピアノラッカーウッドインテリアトリムをはじめ、上質感を高める特別装備を採用しています。さらに、Gクラスのオフロード性能の開発の地であるシェックルマウンテンのエンボスをあしらった「Schöcklエンボス入センターアームレスト」や“LIMITED EDITION“のイルミネーテッドステップカバーなど、世界限定の特別仕様車に相応しい専用装備を採用しています。

国内限定55台。

限定車はAMGは除いてご紹介いたしました。またAMG G63については改めてご紹介していきますのでよろしくお願いします。

いかがでしたか?ますますGクラスから目が離せませんね!現行モデルにはない、古き伝統を継承したW463のGクラス。

ぜひ一度検討されてみてはいかがでしょうか?限定車をオリジナルで乗りこなすのもよいかもしれませんね!!

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です