もともとVクラスに興味はあまりなかったのですが、アウトドアにはミニバンが便利、ハイエースの内装を加工したり、ベッドメイクをしたりという車をよく見かけます。
ハイエースはどうしても商業車両に見えてしまったり、本格的なキャンピングカーだと普段使いが難しい。これは結構、アウトドア好きな方の永遠のテーマかと思うんです。
1台で、普段使いから、アウトドアまで、オールアラウンドに使いたい。しかし、おしゃれに乗りこなしたいという方にピッタリな1台。それが「メルセデスベンツ V220d マルコポーロ ホライゾン」です。
実際ノーマークだった1台。調べれば調べるほど興味が湧く1台ということに気づきました。ぜひその内容を当社目線でご紹介していきたいと思います。
メルセデスベンツ Vクラスについて
マルコポーロホライゾンのベースはVクラスからとなります。
Vクラスはメルセデスベンツが、1999年よりラインナップとして販売開始した、ミニバンとなります。
もともとメルセデスは「ヴィトー」という商業ミニバンを販売していたことから、Vクラスがデビューされました。
その後、一度「ビアノ」と車名変更されますが、Vクラスに名称が戻り、2016年モデルから現行モデルが発売開始されました。
現行モデルからは、ディーゼルターボエンジンとなりました。
そして2019年にはマイナーチェンジが行われ、現在にいたります。
現行モデルには、レーダーセーフティパッケージも装備され、安全面も向上しました。
まさに、欧州車の高級ミニバンの代名詞がVクラスとなります。
各メーカーで、日本に正規導入されているミニバンはVクラスのみとなります。
対抗馬としては、フォルクスワーゲンの「カリフォルニア」がありますが日本に正規輸入はされておりません。
V220d マルコポーロ ホライゾンについて解説していきます!
V220d マルコポーロ ホライゾンは2018年モデルより発売開始されました。
ベースとなるのはもちろんメルセデスベンツ Vクラス。
全長は5150cm、車幅 1930cm、高さ1900cm
制作は、ドイツのキャンピングカーメーカーの「ウェストファリア社」が手掛けております。こちらの会社は、フォルクスワーゲンのカリフォルニアの制作など様々な有名メーカーのキャンピングカーの制作を手掛けている欧州では有名なメーカーとなっております。
一番目に付くのはポップアップルーフ。 日本車では「ボンゴフレンディ」に装備されておりましたね。
ノーマル時の車高は1930m。この高さは通常街乗りでも普通に乗りこなせる車高となります。
ポップアップ時の車高は2840cmとなります。
ルーフ内にはリーディングライトが設置されており大変便利です。大人2人が寝転ぶことができます。
エクステリアでは、フロントはメルセデスらしい高級感あふれるフロントフェイス。
ヘッドライトはLEDインテリジェントライトシステムとなり、光量なども自動で調整される便利性となります。
両側パワースライドドアが装備され、さらにはリアゲートもパワーリアゲートと、十分な装備が充実されております。
ホイールはデザイン性の高い18インチホイール。タイヤは245/45/R18。
足回りは乗り心地を考慮した、アジリティコントロール・サスペンションが装備されております。さらには走行状況に応じて減衰力を調整するセレクティブダンピングシステムも装備され、様々な状況に応じて安定した乗り心地を保証してくれる足回りfです。
エンジンは2143cc/最大出力163ps
BlueTECディーゼルにターボエンジンです。
ミッションは7速AT。快適に乗りこなせます。
レーダーセーフティパッケージも装備されております。
・レーダー型衝突警告システムCPA
・ディストロニックプラス
・ブラインドスポットアシスト
・レーンキーピングアシスト
・PRE-SAFE機能
インテリアもまさに高級なキャンピングカー仕様となっております。
ハンドルはレザーステアリング。
シートもレザーとなり高級感があります。
センターモニターには、アラウンドビューモニターも備わり、安全面も充実しております。
これはすごい!!
フロントシートが230度回転し、セカンドシートと対面が可能です!
セカンドシートもフロントシートとのスペースが広く、とても充実しております。
3列目シートの下には、アンダーシートボックスが装備されており、荷物を収納することができます。
そして3列目シートは、フラットになり、大人3人が余裕で寝転ぶことができる広さ。
ルーフトップを合わせると合計5人の大人が寝転ぶことができるまさにキャンピングカー。
街乗りからアウトドアまで、様々なシーンで活躍できる車両がこの「マルコポーロ ホライゾン」
受注生産モデルでしたので市場にもとても台数の少ない車両です。
現在 リーカスにて展示中となります。
なかなかお目にかかれる機会の少ないモデルになりますので、この機会にぜひご覧いただければと思います。
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