市場でも多くのEV車両を見かけるようになってきました。
国産メーカーも数々のモデルを発売してきた今日この頃。
その中でも、世界の電気自動車の代名詞といえば「テスラ TESLA」ではないでしょうか?
テスラが最初にEV車を発売したのは2009年。「テスラ ロードスター」を発売。
(今では20万ドルのプレ値が付いてます💦)
その後2012年にはセダンモデルの「モデルS」、
そして2015年からSUVモデルとして「モデルX」を発売開始いたしました。
テスラが注目された点は、まず、電気自動車という点。そして自動運転という点、もう1つは、パフォーマンス性に優れていた点かと思います。
自動車メーカーの中でも電気自動車のみ販売しているメーカーは、テスラのみ。
ボルボがいち早く全車ハイブリッドモデルに切り替えましたが、全モデルEVなのはテスラだけ。これほどEV車に特化したメーカーは他にはありません。
それだけ、EV車にすべてを注ぎ込んでいるメーカーだと思っております。
その世界唯一のEVメーカーが2015年に発売を開始したモデル「モデルX」。
きわめて特徴的な1台をご紹介していきたいと思います。
モデルXについて
2015年より、発売開始となったモデルX。
日本では2017年より発売が開始となりました。
大まかに解説すると、2019年までの車両は75D、90D、100Dのグレード構成となります。最後につくDとはAWDの表記となり、モデルXは全車AWDとなります。
数字の表記はバッテリーの容量となります。
モデルXの一番のポイントはファルコンウイングドア。メーカーはセカンドシート、サードシートのアクセスのために設置した装備とのことですが、車両のインパクトも考慮しての装備とも言えます。
電動で開くファルコンウイングはまさに近未来的。センサーで障害物を感知し、ドアの衝突も防ぎます。
そして2019年までのモデルの90D、100DにはパフォーマンスモデルのP90D、P100Dのモデルがあります。これはリアモーターがよりパワフルとなり、電池残量にかかわらずフルパワー加速を可能とする「Ludicrous(ルーディクラス)」モードが用意されます。その分お値段も高いのですが、SUVモデルのモデルXでもスポーツー並みの走りを楽しんでいただくことができるモデルです。
セカンドシートはベンチシートとキャプテンシートの2パターンの設定があり、スタイルや用途に合わせて選択が可能となっております。
2020年モデルよりグレード表記に変更がありました。ロングレンジとパフォーマンスの2種類に分かれます。
そして現行モデルからはモデルXと最強モデルの「PLAID」の2種類となっております。「PLAID」は100馬力オーバーとのうわさもされております。国内で納車されている方はいらっしゃるのでしょうか?
当社の入庫したモデルX 90Dをご紹介していきます
今回、当社に入庫したのは、モデルXの90Dとなります。
いわゆる真ん中のモデル。
とは言えども、馬力で換算すると、420馬力と十分なパフォーマンス性があり、後続距離も約400~450kmとまずますな後続距離走行が可能なモデルです。
当時の新車価格は1128万円(オプション別)。高級車の価格となります。
年式は2017年モデル。日本でモデルXが発売されたばかりの車両になります。
カラーはパールホワイト マルチコート。高級感のあるカラーとなります。
インテリアもホワイト。このホワイトのインテリアカラーが一番人気のカラーです。
恐らくですが前オーナー様が、3列目シートを使用せず、ラゲッジスペースに荷物を載せて走りたいというイメージで、セカンドベンチシートを選択されたかと思います。3列目シートに使用感は全くありません。
スタイル的にはセカンドキャプテンシートがかっこいい(近未来的)ですが、実用性でいったら、セカンドベンチシートかと思います。
(通常時のラゲッジスペース)
セカンドシート収納時のラゲッジスペース。
走行は55000km。少し走行が多いといわれる方もいらっしゃるかもしれませんが、5年間でこの距離は妥当な距離です。現時点での不具合は全くありません。
モデルXには全車オートパイロット機能が装備されます。いわゆる自動運転装置。名前の由来は、飛行機に装備されるオートパイロットに由来されます。
これが、初期のモデルSはオプション装備であったのが、モデルXからは全車標準装備となりました。
メーターもデジタルメーター。そしてセンターパネルは業界最大の17インチタッチパネルスクリーンモニター。
ここでは、Wifi接続することで、様々な機能も操作可能となり、とても機能性に優れた1台です。
さらにテスラは、モバイルアプリに、ご自身の車両を登録することで、アプリでの車両管理、操作も可能となります。
まさに次世代の車といった感じですね。
フロントガラスは何と、運転席の上部までガラスが続いており、とても画期的です。そんな車両、なかなか存在しません💦
そしてこちらの車両にはオプションである22インチタービンホイールが装着されております。
これはモデルX乗りの方がだれもが欲しがるオプション。80万円ほどするオプションとなります。パールホワイトのボディに、マッドブラックの22インチタービンホイールはとてもかっこいい!
リアゲートはパワーリアゲートとなり大変便利です。
足回りはエアサスペンション。もともと重心が低い、モデルXですが、そのスポーティは走りをよりマイルドにしてくれるサスペンションとなります。
いかがでしたか?
市場にもこのコンビネーションのテスラはなかなか出てこない1台です。
現在店頭にて展示中となります。
ぜひお気軽にお問い合わせお待ちしております。